ググッても出にくい映画たち
漢字なんかググれば良いから勉強なんて必要ない!と言ってる小学生が話題だ
まあ小学生だしそう思う気持ちもわかるけど、まとめサイトなどが蔓延る状況をみるに「最近は検索するのも大変」 と僕は思う
それは映画も例外ではない
そこで検索性が低くなりがちな映画のパターンを紹介したいと思う
①一般的な単語がタイトルの場合
例 「学校」「顔」「ヘアスプレー」 「ドリーム」など
こういうタイトルはすごい検索しにくい、だけどその分映画の内容やテーマ イメージとかを想像しやすい長所もあると思う
しかし 「メッセージ」 「ドリーム」 「アーティスト」 あたりは逆に映画の映画への夢とか美術担当とかへ被害を与えてそうだ
監督が映画に込めるメッセージとは...みたいなニュース記事とかに被害が出そうなタイトル
②原作付きの映画
原作とタイトルが違えば検索性は保てる、ただそうすると原作ファンを呼び込みにくくなる
「来る」は原作の「ぼぎわんが、来る」からわざわざ検索しにくい方にタイトルを変えた、これはよくない(作品的には名前もわからない得体の知れないものが来るっていう面白さがあったけど)
これらは『〇〇 映画』で検索すれば出てくるパターンが多い
③同じタイトルの映画
例 「オールド・ボーイ」「レオン 」「ハロウィン」 など
これはリメイクとかが多い
でもリメイクでもなんでもないのに同じタイトルの映画はたまにある
タイトル同じなのに雰囲気が違いすぎ
他にも様々な事情で検索しにくくなってる映画を紹介しよう
ハロウィン
「ハロウィン」はオリジナル版の「ハロウィン(1978)」とそのオリジナル版のリメイクにあたる「ハロウィン(2007)」とオリジナル版の続編である「ハロウィン(2018)」の3つがある
ハロウィンの続編のタイトルをハロウィンにするトチ狂った判断のせいでめちゃくちゃわかりづらい!(新世紀とかつけてくれればいいのに)
ハロウィンはハロウィンのリメイクじゃなくハロウィンの続編でハロウィンのリメイクなのはハロウィンじゃなくてハロウィンの方なのだ(早口言葉)
渇き
韓国映画の「渇き」はただでさえ一般的な単語なのに中島監督の「渇き。」という「。」がついてるか否かの違いしかない映画のおかげで紛らわしくなってしまっている
「渇き。」の方は『渇き』で検索すれば出てくるのに「渇き」は『渇き 映画 韓国』と検索しないと出てきにくい、こっちの方が先なのに....
正確には『。』なしの『渇き』と入力してるのに「渇き。」の方が先に来る
「アベンジャーズ」も検索性が良くない映画の一つだ
あのマーベルの映画が?と思うかもしれないがあのマーベルの映画ではない ジェレマイア・S・チェチック監督で1998年に公開されたイギリスの探偵映画「アベンジャーズ 」である
一応この映画の原作ドラマ「The Avengers 」はアメコミのアベンジャーズより先だった....はず
今『アベンジャーズ』で検索しても完全にマーベルの方しか出てこない、もし同じタイトルの映画あったよなあと思っても『98年公開』だとか『イギリスの映画』であるとかそういう情報を思い出せなければ迷宮入りしてしまうかもしれない
たくさんある映画の中でも特に検索性が悪いのが「罪と罰」だと思う、と言ってもその「罪と罰」がたくさんあるんだけれども
これ全部観た人いるのかな
『罪と罰』だけで検索してもまず小説が出てくるし罪と罰というワード自体そこまで珍しいものでもないためタイトルに入れてる映画も多い
このうちどれがドストエフスキーに関する映画でしょうか?というクイズができる
その上でこの多さは....たどり着くまでが大変だ
色々調べてみたけどGoogle検索の場合は「同じタイトルの作品が(小説など媒体は違えど)すでにある」というパターンが一番検索しにくくて、Twitter等のSNSでは「一般的な単語がタイトル」というのが一番検索しにくいと思う
最近はそういった検索性も含めてタイトルを考えなくてはならない時代なのだから全く大変だ